どうすれば良いの?

「あとさ〜母子手帳はどこの役所でも大丈夫なのかなぁ?」

コレも検索すると、住民票がある市町村役場となっていた。


「俺は、東京にしてるけど、莉子は?」

莉子
「私も東京。」


「じゃあ、大丈夫だな!
あとさ〜夏休み中に産科に検査?検診?とか行くんだよな? 病院は東京、札幌、莉子の地元の産科の3か所になるのか?
大変じゃあないか?大丈夫か?」

莉子
「う〜ん……赤ちゃんが産まれて凌さんが駆けつけやすいのは東京だけど、私も良く考えたら実家は悠希が受験だし冬休みから出産まで札幌だと 凌さんのお父さんやお母さんに迷惑かなぁ?」


「え? 札幌?
俺も出産予定日あたりは、休暇取りたいけどパリコレのメンズのショーがあるからな…
ショーが終われば、休暇を2週間くらいもらえると思うけど……
ショーの日程はまだわからないんだよなぁ〜
まだ、出産まで日があるから、お披露目の時に両家で良く話し合いをしよう。 な!」

莉子
「うん! あのね〜凌さん。
私ね、考えが古くさいかもしれないけど…
結婚して嫁ぐって、加瀬家の戸籍から抜けて池内家の戸籍に入るって事でしょう?
それって、私は池内家の娘になる事だから……
池内家の方針に従うつもりなんだ!」


「ありがとう。もちろん嫁ぐって事は莉子にとっては今までの家族のルールとか全て環境が変わるんだなぁ〜
俺は、何があっても莉子の味方するからな!
池内家の事を考えてくれてありがとう。
加瀬家も大切にしていこうな!」

莉子
「うん。ありがとう。いいお嫁さんになれる様努力するね!」


「ありがとう。 お互い頑張ろうな。莉子。」

莉子
「うん。不安な事は何でも相談するかもしれないけど、宜しくお願いします。」


「あぁ、わかったよ。
じゃあ、入籍は7/20。母子手帳も貰う。
そして、これから結婚指輪を買いに行く!
じゃあ、莉子。出発!」

莉子
「オ〜! ハハハ!」
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