どうすれば良いの?
圭子
「莉子ちゃん、花音ちゃん。中に入ろうか」

中に入り

圭子
「莉子ちゃん、花音ちゃん、1階の和室で泊まるようにする?
それとも2階の凌の部屋にする?」

花音
「莉子ちゃん、2階だと大変だから1階の和室にさせてもらおうよ。」

莉子
「はい。その方が安心です。」

花音
「おばさん! 和室にするね!」

圭子
「花音ちゃん、お風呂とか莉子ちゃんに案内してもらえる? 
お布団は和室の押し入れにあるから〜
おばさんこれからご飯支度するね〜」

花音
「は〜い! 莉子ちゃんスーツケースを持って和室に行こう。」

莉子
「はい。」

2人でリビングから出た向かいの和室へ入り部屋着に着替えて、リビングに戻る。

圭子
「花音ちゃん、凌の部屋に使ってないカラーボックスがあるから和室に持っていって小物とか置いたり物を入れるのに使って〜 
凌の部屋に卓上の鏡もあったと思うし。
莉子ちゃんも凌の部屋に行ってみて〜」


莉子
「ふふふ。は〜い。」

花音さんと2人で凌さんの部屋に入る。

綺麗に整頓されていて本棚やタンスがそのままの状態になっていた。

花音
「ハハハ。この部屋は何も変わってないわ〜」

莉子
「高校卒業まではココに凌さんが住んでいたんだぁ」

花音
「うん。高校の時も週末は東京だったみたい。
私達は中学生になってから部活とかあったからいとこが揃うのはお盆とお正月くらいだったし、この部屋に入るのも、小学生以来かも〜
あ、このカラーボックスと……この鏡だね」

莉子
「鏡はこのカラーボックスに入れて、2人で持って降りましょう!」

花音
「私1人の方がいいから、莉子ちゃんは鏡を持ってって〜」

花音さんは軽々とカラーボックスを持って降り、私も鏡を持ってゆっくり階段を降り、和室へ運んだ。

莉子
「お義母さん、雑巾借りますね。」

圭子
「雑巾は、洗面所の下にバケツのところだよ」

莉子
「はーい」

莉子が雑巾を持って和室のカラーボックスを一応拭き、カラーボックスは横向きにして台の上には花音と莉子のスキンケア用品と鏡を置き、棚にはタオルやTシャツを入れバッグも収めた。
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