どうすれば良いの?
翌日、朝早くからお義父さんは仕入れの為、魚市場へ行ってお店へ向かう。

私も花音さんもまだ寝ている時間だった。

莉子は衣装も決まり、安心したのか7時過ぎまで寝ていた。
慌てて洗顔していると、急に吐き気がしてトイレへ駆け込んだ。

圭子も花音も気付き、トイレの近くで莉子が出てくるのを待つ。

圭子
「環境も変わったし、大丈夫かしら〜」

花音
「大丈夫だと思いますよ。」

ガチャ

莉子が出てきた。
「すみません。歯磨きしてたら気持ち悪くなって」

圭子
「莉子ちゃん、朝ごはんは食べれそう?」

莉子
「う〜ん サラダが食べたいです。
今は、トマトをすごく食べたい気分です。」

圭子
「トマトまだあるから、もっと切るね。」

花音さんと一緒にダイニングテーブルで3人で朝食をたべる。

圭子
「莉子ちゃん、トマト多めのサラダをどうぞ。
それから、妊娠初期は、眠気のつわりとかもあるし、栄養とかの事より食べたいものを食べれば良いからね! 
安定期になってから栄養の事を考えていけば良いから。
遠慮しないで眠い時は横になる事。 ね!」

莉子
「はい。ありがとうございます。」
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