どうすれば良いの?
その後スーパーで買い物。
とうもろこしが朝どりセールをしていたのをお義母さんは20本買う。

ビックリしていた私達に、

圭子
「中山のウチとお店にも差し入れして、ウチの分もだからね〜。私トウキビ大好きなのよ」

私と花音さんでトウキビの皮を20本分剥いている間に、お義母さんは食料品を買いお会計を済ませてウチに戻った。

お義母さんは、早速、差し入れ用と自宅用のトウキビを茹でて、
中山家へは、茹でずに持って行くらしい。

私たちは茹で上がった差し入れ用のトウキビと中山家用のトウキビを持ち花音さんの実家の中山家へ向かう。

圭子
「昨日、
匠くんをタクシー代わりに使っちゃったし、お義姉さんにも莉子ちゃんを紹介したいし!」

莉子
「はい。花音さんにお世話になりっぱなしだしきちんとお礼しなくちゃ!」

花音
「ハハハ。莉子ちゃんは真面目だなぁ〜
おばさん、莉子ちゃんって本当に良い子なんだよ
学校の入学式で仲良しになったんだよね〜」

圭子
「うん。 凌はモデルなんかしてるから、派手派手なお嫁さんだったらどうしようって思ってたんだよね〜、
そうしたら可愛らしい清楚なお嬢さんだったから嬉しかったんだ!」

花音
「凌に怒られるかもしれないけど…
凌なんか莉子ちゃんに何回も『結婚前提として付き合って!』 って
1年以上口説いて付き合う事になったんだよ〜ハハハ。」

莉子
「花音さん〜。 
恥ずかしいからやめて下さいよ〜」

圭子
「そうなの? いっつもボワ〜と何にも考えていなかった凌がね〜。
社会人になってから少しはしっかりしたのかな?」

花音
「うん。モデルやってても確実に将来の事考えて行動してるよ!」

圭子
「凌も莉子ちゃんと赤ちゃんと家族が増えるから頑張ってもらわないとね! ハハハ」
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