どうすれば良いの?
レストランに到着した。
可愛らしい白いロッヂ風のレストランだった。
中に入ると、たくさんのお客様がいたが、
古賀さんが予約してくれていたので、
直ぐに席へ案内された。
莉子は、席に着いてからも、
可愛いらしい店内をキョロキョロ見ていると
航平
「どう? 可愛い店でしょう?
大学時代の友達がオーナーシェフなんだ。
つい最近オープンしたばかりでさ〜」
莉子
「可愛いお店ですね。置いてる小物も
テーブルも椅子もあたたかい感じで、
良いお店ですね。」
航平
「友達は、店のイメージとはかけ離れてるけどね」
莉子
「え?」
航平
「ハハハ。
熊みたいなガタイの大きなヤツなんだよ〜
さぁ何にする? どれも美味しいよ!」
莉子へメニューを差し出した航平。
莉子は、メニューを見ておすすめの欄の
ハンバーグセットと、オムライスセットで
悩み始めた……
航平
「加瀬さんは、どれで悩んでるの?」
莉子
「ハンバーグセットにするか
オムライスセットにするかで悩んでます……」
航平
「じゃあ、半分こする約束だから、
ハンバーグセットとオムライスセットにしよう。」
莉子
「すみません。 でも両方食べれて嬉しいです。」
航平
「ハハハ。また一緒に何回も来れば良いよ。」
莉子
「はい。お願いします!」
古賀さんが店員さんに目配せしたら、
すぐに注文を取りに店員さんがやって来て
古賀さんは、注文してくれた。