どうすれば良いの?
翌日、ウチのお父さん、お母さんがやってきた。

お父さんなんか、一眼レフのカメラを首からぶら下げている。

信吾
「凌くん、莉子、おめでとう!元気な男の子で母子共に無事で本当に良かったな!」


「ありがとうございます。」

莉子
「お父さん、そのカメラどうしたの?」

江里香
「わざわざ買ったのよ〜! ビデオカメラも!孫は可愛くて仕方ないみたいよ!ふふふ」

凌さんは、ウチのお父さんとお母さんお昼のお弁当を持ってきたお義父さんとお義母さんに、赤ちゃんの名前を確認した……


「子どもの名前なんですが…
壮太〈そうた〉に、しようと思います。
壮大の壮に、 太郎の太 で 壮太〈そうた〉
池内 壮太…… どうでしょう。」

信吾、江里香
「うん! 良い名前だね! ね!」

勇、圭子
「うん。賛成!」


「ありがとうございます。 じゃあ莉子。
赤ちゃんの名前は壮太に決めるよ。」

莉子
「うん。 ありがとう」

翌日、凌さんは区役所に出生届けを出しに行った。

退院し3日後にはパリに戻る凌さん。

私も少し 心細いがお義母さんがいてくれるので安心だ。

雪も降ってる2月の札幌。
みんな風邪ひかないようにと気遣ってくれる。

凌さんはピッタリ壮太の側に引っ付いてるので家族から笑われていた。

何枚もスマホで写真を撮っている。

来月の海斗さんと花音さんの結婚式の後にも札幌へ寄るし、お兄さんとみのりさんの結婚式も一週間休みを入れたらしい。

2/20に産まれた壮太。

3/20に1ヶ月検診で、私も診察して問題なければ床上げだ。 
しかし凌さんの来る時期に合わせる事にしたので、3/22に検診に凌さんとお義母さんと病院へ行く事にした。
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