どうすれば良いの？

佐川のおばさんとおじさんに挨拶してからウチに戻りお義母さんを乗せて中山家へ向かう。

光子
「いらしゃい！！　待ってたよ〜！」

幹夫
「壮太くん　おっきくなったなぁ〜
俺のところにらくるかなぁ〜おいで〜 壮ちゃん。」

壮太は手を出して、花音さんのお父さんに抱っこしてもらった。

幹夫
「やっぱり男の子だなぁ、ずっしり重いわ〜
玄関先でゴメンゴメン。さあ、みんな入ってよ」


リビングで座り、おばさんがお茶を出してくれた。
壮太は赤ちゃん用の麦茶を哺乳瓶で飲ませる。

凌
「おじさん、おばさん、お土産のチョコレート。
それとコレはおばさんにプレゼント」

光子
「何？　あら！　口紅。　
お父さんブランドの高級品よ！　素敵な色だわ。
凌くん、ありがとう！大切に使わせてもらうね」

幹夫
「凌、ありがとうな！」

壮太は自分の手で哺乳瓶を持ちゴクゴク飲んでいた。

光子
「あら〜　上手に飲むのね〜 離乳食は？」

莉子
「はい。時々試したりしてます。」

圭子
「お風呂上がりにすったリンゴとか、バナナを潰したり、少しずつ始めてるの…」