どうすれば良いの?
佐藤 亮
「池内くんは、パリの滞在は半年って言ってたけど、契約なのかな?」


「はい。来年2月のパリコレメンズのファッションショーがラストの仕事になるかな? 
東京の事務所には3月まで在籍するので、細かな撮影とかあるかもしれません。

壮太が1歳まで成長の変化がある時期なので、親達にお願いして3人で暮したくて…」

カトリーヌ
「ねぇ、良介!ここにも1人溺愛旦那様がいるわね〜 ハハハ!ハハハ!」

良介
「本当だなぁ〜、でも冷たいより良いだろ?」

萌は大笑い  ハハハ!ギャハハ!

佐藤 亮さんは照れ笑いして頭をかいていた。


良介
「池内君も頑張れよ! ところで、モデルを辞めたら何するの?」


「ああ、俺、大学も行ってないからモデルを辞めて困らないように、宅建取ったり2級建築士の資格も独学で合格してて…
辞めたら実家のある札幌で不動産関係かリフォームの会社か……

おじが札幌で大きな不動産会社をしているので傘下に入れてもらう事は決まっていますが、具体的にはまだですね〜
モデル辞めてから準備しようと思ってます」

佐藤 亮
「マジ! 池内君は顔もカッコイイのに頭も良いんだね!」


「イヤイヤ〜建築家の先生に言われましても〜
佐藤さんだって、さっきモデルに間違われてたじゃあないですか? 」

ハハハ! ハハハ! 

改めて、凌さんと私は皆さんにお世話になりますが宜しくお願いしますと挨拶して、 歓迎会は終了した。
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