どうすれば良いの？

しばらくして、花音さんがウチにやって来た。

花音
「莉子ちゃん。凌はどうだった？」

莉子
「いつもと同じでしたよ。さすがプロたと思いました。」

花音
「そうかぁ。海斗は　"今日でラストかぁ…"ってつぶやいて淋しそうに出かけて行ったんだ…」

莉子
「花音さん！　私！
ファッションショーを観るの初めてなんだけど、凌さんにコレを着てきてってワンピースをプレゼントされました…
もしかして〜花音さんも？」

花音
「うん。　そう…、あ！壮ちゃん！歩いてる〜！　スゴイね！　パチパチ」

壮太
「ま〜ま〜 」

莉子
「壮ちゃん！　愛美ちゃんのお家へ行くよ〜」

壮太
「ま〜な　っく！」


花音
「壮ちゃん、お話しも上手になったね〜」

莉子は、ワンピースに着替え、壮太の準備もして佐藤家へ花音とむかう。


佐藤家に来ていたカトリーヌさんとマリーさん。

ショーの時間まで、少しお茶をして過ごし、花音さんとの久しぶりの再会に盛り上がっていた。