どうすれば良いの?
航平さんと凌くん
帰りは、私を先にマンションへ送ってもらい、3人と別れた。
部屋に入ると、中山さんからまた4人でご飯を食べに行こうね!とメールが届いた。
お風呂に入り、早めに寝ようとしたら携帯の電話が鳴った。
航平さんかな?と思ったら、凌さんだった。
凌
「莉子ちゃん? 今ね、部屋に帰ったとこ。」
莉子
「今日は、ご馳走さまでした。
車で送っていただいたしありがとうございました!」
凌
「楽しかったな! また誘うから皆んなでメシ行こうな。」
莉子
「はい。」
凌
「あのさ、莉子ちゃん。
彼氏がいるのを承知で言うけど、俺と結婚を前提に付き合ってもらえないか?
彼氏さんと別れて…」
莉子
「は? え? あの〜」
凌
「ハハハ。ビックリするよな!ゴメン。
今日初めて会ったけど、莉子ちゃんの事が好きになったんだわ。
これからは、莉子ちゃんに俺の事知ってもらうつもりだからさ!」
莉子
「あの〜、私彼氏と別れるつもりはありません。
だから、凌さん無理です。ゴメンなさい。」
凌
「わかった。何度でもアタックするつもりだから覚悟してね! ハハハ。おやすみ〜」
は?アタックする? 私には彼氏がいるんだよ!
凌さんは、航平さんから私を奪うつもりなの?
困ったなぁ〜
中山さんに電話したいけど、海斗さんと一緒に恋人時間だろうし…
あ〜〜、月曜日に相談しよう。
もう、何も考えず寝よ! そうだ寝よ!