どうすれば良いの?
ショッピングモールからの帰り道……
莉子
「ありがとう航平さん。」
航平
「どういたしまして! ところで明日はどこに行きたい?」
莉子
「デートの定番で、映画見に行こうよ!ハハハ」
航平
「そうだな!定番がなかなか出来てないもんな!」
マンションに戻ってから莉子は買ったものを片付けている間に航平はシャワーを浴びてもらう事にして、航平が上がってから莉子も入る。
夜は、航平からのキスから始まり、
久しぶりの恋人の温もりを感じながら、何度もお互いを求め合った。
頭を撫でられてるのに気付いて目を覚ました…
航平が微笑みながら、莉子の頭を撫でていた。
航平
「おはよう。莉子。」
莉子
「おはよう。航平さん。」
航平
「じゃあ、定番デートに行く準備をしますか!」
莉子
「うん!」
東京駅のコインロッカーに航平の荷物をいれてから、渋谷に出て映画を観た。
遅めのお昼をレストランに入って食べ渋谷をぶらぶら歩きながら、いろんなショップを眺める。
途中で、カフェに入りケーキを食べる。
航平さんは、カフェのコーヒーをゆっくり味わって飲んでいた。
航平
「なぁ、莉子。学校はどう?慣れた?」
莉子
「うん。もう実習もやってる。
勉強は段々難しくなってきたかな?
でも仲良しの友達も出来たし、楽しいよ」
航平
「そうかあ、良かった。
俺の試験も終わったし、夏休みは仙台に来れる?」
莉子
「あ、夏休みから学校の近くのショップでバイト始めるから、行けるとしても2泊くらいかも…」
航平
「お! いよいよバイト始めるのか。
これそうなら、いつでも来てよ。
俺も入院してた社員が退院したし、莉子が来る時は、休みを入れるからさ!」
莉子
「うん!」
航平
「ああ、もうこんな時間か。
莉子、東京駅の近くで夕飯たべようか。」
莉子
「うん。そうしよう」
楽しみにしていた2人の時間はあっという間に終わってしまう。
東京駅の近くで、夕飯を食べて航平さんはお店のスタッフ用にお土産を買い、コインロッカーの荷物を持って新幹線の改札口から手を振って帰って行った。