どうすれば良いの?

花音
「莉子ちゃん。凌と網とか大雑把でいいから洗ってきてくれる?」

莉子
「はい! どれを洗うんですか?」

花音
「コレとコレ! お願いね!

凌!! 莉子ちゃんと洗って来て!」


「あぁ。わかった。 洗い場はあっちだよな?」

海斗
「イヤ、ちょっと遠いけど向こうの方がすいてると思うぞ!」


「コレもう、冷めてるよな?」
網に手を近づけて確かめた凌さん。
私は フライパンを持つ。

花音
「莉子ちゃん、大雑把でイイからね!家に帰ってからまた 洗う予定だから」

莉子
「はい!」

凌さんと2人で洗い場でゴム手をはめてたわしでゴシゴシと洗う。ある程度洗ってからビニールに入れる。


「ねぇ、莉子ちゃん。俺の彼女になってよ。まだ ダメ?」

莉子
「え? 凌さん… 私は彼氏が好きなので無理です。ゴメンなさい。」


「わかった。莉子ちゃんが俺を好きになってくれるまで、告白するわ!」

莉子
「え〜何で私なんですか? 凌さんなら奥さんになりたい女の子がたくさんいますよ?」


「莉子ちゃんと居ると、安心するんだよ……」

莉子
「………」


「ハハハ! 俺はしつこいから〜!さっ、戻るか。」

テントも丁寧に汚れを拭き、片付けをして車に積み込み、東京へ戻る。

途中のサービスエリアでアイスクリームを食べたり、夕飯としてラーメンを食べてマンションまで送ってもらった。

莉子
「今日一日、本当に楽しかったです!ありがとうございました!」

花音
「莉子ちゃん、また休みの日は私と遊ぼうね!じゃあね! バイバイ!」

車を見送って、マンションに入る。
凌さんの告白… 凌さんはいい人だから
本当に困る…
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