どうすれば良いの?
花音
「莉子ちゃんは、バイトは続けるの?」

莉子
「はい。一応、卒業までは続けたいんですけど今年から、土日に資格の試験とか多くなるし店長に相談するつもりなんです。」


「学校に試験にバイト。すげぇな莉子ちゃん」

莉子
「え! 学校のクラスの子たちは皆んなそんな感じだから、凄くないですよ〜」

花音
「クラスの子たちは、本当に頑張ってる子が多くて、ビックリだよ〜」


「莉子ちゃんは、調香師の就活がメインなんだろ?」

莉子
「はい…。でも自信無くなってきてます…
調香師は、ひと握りの人しかなれないし…
玉砕覚悟で、片っ端しから受けるつもりです!ハハハ!」


「やっぱり、莉子ちゃんはふわふわ系な外見とは違い、中身はガッツあるんだよなぁ〜」

花音
「凌! 莉子ちゃんは、彼氏いるんだからね!」


「わかってるよ!」

あさっての朝の飛行機でフランスに向かう2人。
やっぱり、花音さんは寂しそう。

2人がいない間だけピッタリ花音さんについて寂しくないように、守らなきゃ!!

いつものように凌さんの車で送ってもらい、3人が乗る車を見送ってマンションへ帰ってきた。

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