【完結】最高糖度のキミが好き



 自分が信頼していたことに裏切られる。食べていたものに、嫌なものが入っていた。



 されたことは無いけれど想像は出来る。きっと日野くんが受けた苦しみの何百分の一にも満たないものだろうけど、想像ですら苦しくなった。私に出来ることがあるなら、何とかしたい。力になりたい。



「……私が、夕食の分も、持ってこようか……?」

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