【完結】最高糖度のキミが好き



 日野くんに笑いかけると、彼は申し訳なさそうな顔をしてまた俯いた。辛いのか、心なしか肩が震えている。



「今貰ってるお金多すぎるくらいだし! というか、やっぱり減らそうよ。多すぎるし」



「……じゃあ、五十嵐さんの食費、それと光熱費と水道費と雑費、俺が払うってことでいい?」

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