【完結】最高糖度のキミが好き



 いつの間にかずっと私は考え込んでいたらしい。芽依菜ちゃんが心配そうに私の顔を覗き込んでいて、私はすぐ首を横に振った。



「うん、食べてもらう人がいるのっていいなって。今うち親二人とも出張しててさ、家に私一人だから」



「そうなんだ、大変だね……。何か困ったことがあったら教えてね」

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