もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか 続編
素直に
気がつけば白い天井……
なんだ、死んでなかったんだ。
辺りを見回すと、
花瓶が置いてあった。
だるい体を起こして精一杯花瓶を床にたたきおとす
パリーンッ
という音と共によくキレそうな破片が出来上がる。
それを使って、首に刺して死のう……。
さようなら……健人。少しの時間でも愛してくれてありがとう。
目をつぶって首に刺そうとした時
ガラガラ
「藍っ!」
?!