もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか 続編
「…………藍ちゃん、大丈夫?」




「なんかやつれてる気がするんだけど」



「そんなことないよ、」




それで?何があったの?


と言われてからはタカが外れたように


今までの事を喋った。



健人の帰りが遅いこと。


服から女性物の香水の匂いがすること。


最近はほとんど会話がないこと。



話し始めたら止まらなくて、


待ち合わせたのは10時なのに気づけばもう夕方。


「あ、もうこんな時間だ……」


「ごめんね、莉奈ちゃん。こんな話で一日終わらせちゃって」



「私は旦那にちゃんと不満を言うようにしてるよ?藍ちゃんは?できてる?」






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