もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか 続編


倒れてる藍。




これで何度目だろう。


嫌な予感が的中するのは、




「藍!あーい!!!!」



声をかけながら軽く揺すると

起きる藍。




「あ、健人……」



「…いつから?」




自分でも驚くほどの低い声が出た。





俺でも驚いたんだから……



チラッと藍を見ればビクッと怯えてる。



「ご、ごめんなさい」



俺が見てた限りこの一週間ほとんどご飯を食べてなかった。


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