もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか 続編
藍も目が覚めて、


看護師が、赤ちゃんを連れてきてくれる。



性別は男。





「藍……。大丈夫か?」



「ちょっとまだボヤけてるけど大丈夫、」


「赤ちゃんは?」




ほら、っと俺の腕の中にいる小さい小さい

赤ちゃんを藍に見せてやる












「この子の名前……」



「うん、」




「陽翔(ハルト)」




この名前にした理由は





人を暖かくすることができるように、と


藍が願ったから。








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