もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか 続編
〜健人side〜



藍に話しかけられた時はこんなことになるなんて思ってなかった。



「ね、ねぇ健人……」



「私たち小さい時遊んでたでしょ?」



確かに藍とは一緒だった。


「そ、その時にもう一人いなかった?」


パキーン……

俺の中で何かが割れる音がする。
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