もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか 続編
それからしばらくして、その女性と再び会うことになった。


マンションの1階まで来ていて、さすがに今日は断れない。



藍には申し訳ないけど、2人で合わせてもらう…。



適当なカフェに入り

「私、田上咲来(タガミサラ)と申します。」


「立花健人です。」



「藍のことを知っていたみたいですけど……」


「……と言うか、あなたーーちゃんのお姉さんですよね?」


俺は一か八かで思っていたことを問う。
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