もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか 続編
朝起きても健人は既に仕事でいなくて、夜も健人の帰りが遅いから会うことはなく、


ほぼ1週間全く顔を合わせていない。




それもこれも私が悪い。



でも、ついに私の体に限界が来た。




動いたり、立っていることすらままならなくなった。




「……どうしよう…」



とりあえずトイレで時間を忘れるほど、吐きまくった。



気づいたら夜、吐いて意識飛ばして朝……




「昨日、帰ってこなかったんだ」
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