イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
*No.1*〜ななちゃんとの一日〜
くるちゃんが食べたいの。
ギュウ——
なにかに包まれている感覚と共に、重い瞼が開き目覚める。
「んぅ……っおはよぉ……」
横にいる愛おしい人にそう言う。
「まだ寝てるもん〜」
「嘘でしょ、ほぉら、起きて」
まったく、朝に弱いんだから。
この甘えん坊なのは、幼なじみのななちゃん。実はいまアイドルをやっていて、人気絶頂。そして、私の婚約者、でもある……。
ポチッとテレビをつけると、朝のくせにニュースにななちゃんが映ってる。
「わー俺じゃん俺カッコい〜」
「自分で言うなっ。朝ごはん、なに食べたい?」
いつも通りツッコミを入れて、ななちゃんにそう尋ねる。
「くるちゃんが食べたい〜」
「もぉ!黙れっ!ほら、トーストでいい?」
「うんーあとスープ。やっぱりくるちゃ——」
まくらをななちゃんの顔面に向かってボフッと投げて、顔を洗いに洗面所に向かった。
顔を洗い終わり、タオルでポンポンと顔を拭いていると、案の定。
ギュッとバッグハグをされた。
「髪の毛いい匂い。ってかくるちゃんちっちゃくて可愛いね」
「うるさいっ!歯磨きするから!ほらどけっ!」
「ひど〜いこのツンデレ〜」
「うるさいこのバカイケボ!」
「褒めてんのか貶されてるのかわからないなぁ」
そんな言葉なんて無視して歯磨きを始める。
ななちゃんとはいつもこんな感じだ。
「も〜無視したらお仕置きだから」
「んむっ……!」
抱き上げられて、私は暴れる。
それも、ドキドキお姫様抱っことかじゃなくて、まるで私のチビをバカにするかのような普通の抱っこ。
「やへろっ……!」
肩をポンポン叩くけど、ビクともせずにソファに置かれる。
すると、膝枕をしてきて、咥えたままの歯ブラシを動かし始める。
なにかに包まれている感覚と共に、重い瞼が開き目覚める。
「んぅ……っおはよぉ……」
横にいる愛おしい人にそう言う。
「まだ寝てるもん〜」
「嘘でしょ、ほぉら、起きて」
まったく、朝に弱いんだから。
この甘えん坊なのは、幼なじみのななちゃん。実はいまアイドルをやっていて、人気絶頂。そして、私の婚約者、でもある……。
ポチッとテレビをつけると、朝のくせにニュースにななちゃんが映ってる。
「わー俺じゃん俺カッコい〜」
「自分で言うなっ。朝ごはん、なに食べたい?」
いつも通りツッコミを入れて、ななちゃんにそう尋ねる。
「くるちゃんが食べたい〜」
「もぉ!黙れっ!ほら、トーストでいい?」
「うんーあとスープ。やっぱりくるちゃ——」
まくらをななちゃんの顔面に向かってボフッと投げて、顔を洗いに洗面所に向かった。
顔を洗い終わり、タオルでポンポンと顔を拭いていると、案の定。
ギュッとバッグハグをされた。
「髪の毛いい匂い。ってかくるちゃんちっちゃくて可愛いね」
「うるさいっ!歯磨きするから!ほらどけっ!」
「ひど〜いこのツンデレ〜」
「うるさいこのバカイケボ!」
「褒めてんのか貶されてるのかわからないなぁ」
そんな言葉なんて無視して歯磨きを始める。
ななちゃんとはいつもこんな感じだ。
「も〜無視したらお仕置きだから」
「んむっ……!」
抱き上げられて、私は暴れる。
それも、ドキドキお姫様抱っことかじゃなくて、まるで私のチビをバカにするかのような普通の抱っこ。
「やへろっ……!」
肩をポンポン叩くけど、ビクともせずにソファに置かれる。
すると、膝枕をしてきて、咥えたままの歯ブラシを動かし始める。
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