イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
*
待ち合わせ場所に到着して、車から降りる。
「あ!胡桃」
「りーくん!!」
走ってきてくれたりーくん。
「うゎ、可愛い。写真撮ってもいい?」
「お、お見苦しくなければ」
「ふふっ、そんなこと絶対ない、じゃあ撮るね〜」
「あ!ま、待って!ぷ、プリクラ一緒に撮らない?」
「いいよ?」
ちょうど近くにゲームセンターがある。
プリクラのコーナーに入れば、カップルがいっぱい。
「あ、あそこ、入ろ!!」
なにも見ずに適当に指差して、そこにりーくんを引き入れる。
「よ、よし、撮ろう!!」
すると、音声が勝手に喋りだした。
「まずは彼女さんが彼氏さんに抱きつこう!」
「へっ!?」
「胡桃、気づいてないかもしれないけど、ここ、カップル用のプリクラだよ?」
「ええっ……」
「ま、せっかくだからやろ?もったいないでしょ?」
「そ、そうだね」
親が頑張って働いてもらったお金だもんね……!
「じゃあ、いきます!」
ギュッと目を瞑ってりーくんに抱きつく。
そのあとも、手を繋いだり、一緒にハートマークを作ったりとしていると、最後になった。
でも、最後は……キスだった。
「りーくん、さすがに……」
「……」
すると、りーくんは無言になって私にキスをしてきた。
「んっ……!……りーくん……?」
「くるのこと、好きだから……ごめんね、キスしちゃって……」
「好きって、ななちゃんと私みたいな、好き?」
「そうだよ」
「わかった」
好きって気持ちを、踏み躙るのは嫌。
待ち合わせ場所に到着して、車から降りる。
「あ!胡桃」
「りーくん!!」
走ってきてくれたりーくん。
「うゎ、可愛い。写真撮ってもいい?」
「お、お見苦しくなければ」
「ふふっ、そんなこと絶対ない、じゃあ撮るね〜」
「あ!ま、待って!ぷ、プリクラ一緒に撮らない?」
「いいよ?」
ちょうど近くにゲームセンターがある。
プリクラのコーナーに入れば、カップルがいっぱい。
「あ、あそこ、入ろ!!」
なにも見ずに適当に指差して、そこにりーくんを引き入れる。
「よ、よし、撮ろう!!」
すると、音声が勝手に喋りだした。
「まずは彼女さんが彼氏さんに抱きつこう!」
「へっ!?」
「胡桃、気づいてないかもしれないけど、ここ、カップル用のプリクラだよ?」
「ええっ……」
「ま、せっかくだからやろ?もったいないでしょ?」
「そ、そうだね」
親が頑張って働いてもらったお金だもんね……!
「じゃあ、いきます!」
ギュッと目を瞑ってりーくんに抱きつく。
そのあとも、手を繋いだり、一緒にハートマークを作ったりとしていると、最後になった。
でも、最後は……キスだった。
「りーくん、さすがに……」
「……」
すると、りーくんは無言になって私にキスをしてきた。
「んっ……!……りーくん……?」
「くるのこと、好きだから……ごめんね、キスしちゃって……」
「好きって、ななちゃんと私みたいな、好き?」
「そうだよ」
「わかった」
好きって気持ちを、踏み躙るのは嫌。