イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
「っ……」
「李津が悲しいとか、俺に関係ないし。ここにはあるのは、くるちゃんと俺が婚約してる、許婚だって事実と、幼なじみっていうだけ。それ以外、別にどうでもいい」
「くる、俺やっぱ——」
「じゃあ私もどうでもいい」
「え?」
……?どうしたんだろう。なんか、怒ってる……?
「くるちゃん怒ってるの?」
「ななちゃん。なんでそんこと言うの。どうでもいいとか……りーくんのこと、どーでもいいなら七瀬のこともどうでもいい」
「胡桃……」
「ふふっ、なに言ってんのくるちゃん」
「七瀬、うるさい。りーくんを傷つけるなら、七瀬でも許さない」
くるが、ななちゃんじゃなく七瀬って言ってる……久しぶりに見た……七瀬のことをそう呼ぶ時は、大体ものすごいお怒りの時で……。
でも、俺のために怒ってくれたことだけは、ただただ嬉しかった。
「李津が悲しいとか、俺に関係ないし。ここにはあるのは、くるちゃんと俺が婚約してる、許婚だって事実と、幼なじみっていうだけ。それ以外、別にどうでもいい」
「くる、俺やっぱ——」
「じゃあ私もどうでもいい」
「え?」
……?どうしたんだろう。なんか、怒ってる……?
「くるちゃん怒ってるの?」
「ななちゃん。なんでそんこと言うの。どうでもいいとか……りーくんのこと、どーでもいいなら七瀬のこともどうでもいい」
「胡桃……」
「ふふっ、なに言ってんのくるちゃん」
「七瀬、うるさい。りーくんを傷つけるなら、七瀬でも許さない」
くるが、ななちゃんじゃなく七瀬って言ってる……久しぶりに見た……七瀬のことをそう呼ぶ時は、大体ものすごいお怒りの時で……。
でも、俺のために怒ってくれたことだけは、ただただ嬉しかった。