イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
たまにこっちを見てはにこっと微笑み、私の鼓動はスピードを増す。
気を紛らわすために、テレビをつければ案の定またななちゃんが出てる。
キラキラしてて、王子様みたい。
でも……その王子様は、実際。
「疲れたー」
「膝枕すな!もぉ、早く朝ごはん!」
こんなにも無気力だ。
それにさりげなく膝に寝っ転がってる。
「全くツンデレだなぁ」
恥ずかしいだけだし……。
「恥ずかしいもんっ……」
「あれ?デレデレ?」
「ち、ちがうっ……!」
あんまり強がりすぎたら、嫌われちゃう……。
クゥゥゥ
「なに?この可愛い音」
「お、お腹が鳴っちゃったっ……」
は、恥ずかしいっ……。
「え……やば、こんなに可愛い音するお腹見てみた〜い」
バッと私の服、いや正確にはななちゃんの服をいま着ていて、そのぶかぶかな服を上げて、お腹にチュッとキスをしたななちゃん。
「んっ……!やぁ……!」
ガチャン!!!
「胡桃様!?大丈夫ですか!!」
数名の執事が部屋の中に入ってきて、大声をあげる。
「チェ」
「七瀬様、忠告をいたしましたよね、結婚するまでに胡桃様に手を出した時は婚約破棄と」
「別に手出してねーし」
「危ないです、やめてください」
「くるちゃんはドキドキしてたもんねー」
そう言って、私を抱き寄せて。ななちゃんの得意なことは、私をドキドキさせることと甘やかすことだろう。
気を紛らわすために、テレビをつければ案の定またななちゃんが出てる。
キラキラしてて、王子様みたい。
でも……その王子様は、実際。
「疲れたー」
「膝枕すな!もぉ、早く朝ごはん!」
こんなにも無気力だ。
それにさりげなく膝に寝っ転がってる。
「全くツンデレだなぁ」
恥ずかしいだけだし……。
「恥ずかしいもんっ……」
「あれ?デレデレ?」
「ち、ちがうっ……!」
あんまり強がりすぎたら、嫌われちゃう……。
クゥゥゥ
「なに?この可愛い音」
「お、お腹が鳴っちゃったっ……」
は、恥ずかしいっ……。
「え……やば、こんなに可愛い音するお腹見てみた〜い」
バッと私の服、いや正確にはななちゃんの服をいま着ていて、そのぶかぶかな服を上げて、お腹にチュッとキスをしたななちゃん。
「んっ……!やぁ……!」
ガチャン!!!
「胡桃様!?大丈夫ですか!!」
数名の執事が部屋の中に入ってきて、大声をあげる。
「チェ」
「七瀬様、忠告をいたしましたよね、結婚するまでに胡桃様に手を出した時は婚約破棄と」
「別に手出してねーし」
「危ないです、やめてください」
「くるちゃんはドキドキしてたもんねー」
そう言って、私を抱き寄せて。ななちゃんの得意なことは、私をドキドキさせることと甘やかすことだろう。