イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
「なんで?ねぇなんで?わかんない。意味わかんないなんで?ねぇ?どうして李津のことになると、そんなに心配するの?」

「な、ななちゃん……?なんか、おかしい……?」

「おかしくないねぇなんで」

 思い切り近づいてきて、ソファに押し倒して。手首を掴まれているから抵抗も出来ずに。

「んふっ……」

 急にキスをされて。

「ねぇ……ん、なんで?」

「んぅっ……んっ……ふぁ……」

 何度も何度も。

「……くるごめん、帰る。なにかあったら、呼んで」

「!?」

 り、りーくん落ち込んでるままなのにっ……!!

 息苦しくなっちゃったのかな……?

「ご……めんね……また……んっ……きてぇっ……ふぁ」

「うん、ありがとう」

 泣きそうな顔をしているところが見えて、胸が痛んで息ができなくて。

「んっ、くる……可愛い……」

「やめてぇ……んっ……ふぁ……」

 もう手遅れらしく、私の意識は飛んでしまった。

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