イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
 ふぅ……。

「じゃあ、作ってきますので」

 にしても、お茶は執事に作らせといてよかった。

「じゃあ、久しぶり胡桃と喋ってようかしら」

「そうだな」

「うん!」

 楽しそうになにかを喋っている、くるだけを見ながら、愛らしさに溺れて料理を始めた。



「できました、どうぞ」

「……うまいな」

「わぁ!上手ねぇ!」

「……ななちゃん、悲しいの……?」

「え?」

「なに言ってんの胡桃、感想が悲しいなんてっ」

「そうだ、まぁ、うまいと認めてやってるんだ」

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