イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
「これ見て。」
そこには、白と黒のパーカーが二つ。それも、ななちゃんサイズだ。
「どうして?2つ?そんなに欲しかったの?」
「ちがうよ。くるちゃんとおそろいがいいの」
「へっ!?私に着せる気!?」
「別にいーでしょ。部屋着としてだから」
「で、でも……!」
お、男の人用だし。
その瞬間、不覚にも胸がドキッとする。
すると、私の中の乙女心が、彼氏のぶかぶかな服を着るということを考えてしまった。
「じゃあ、ロリータ着てみようか」
私に白い毛布のようなものを巻いて、中で服を脱がせて着せて。
幼い頃から一緒にお風呂とか入ってたし、別にいいんだけど、ななちゃんがそこはだめらしく、いっつも着替えさせてくれるけど、この形。
「よしできた」
バッと毛布を取ると、私は見事に服を着替えさせられていた。
「やだっ……!恥ずかしい!ってかどこで買ったの!?」
「子供用のワンピース——」
「おバカ!!」
クッションを投げつけて、別室に行き着替えを探す。
けれど、案の定着替えは見つからず。
ふと視線を上に移せば、いまは春、いや梅雨だけれど、冬服しかなくて。
そこには、白と黒のパーカーが二つ。それも、ななちゃんサイズだ。
「どうして?2つ?そんなに欲しかったの?」
「ちがうよ。くるちゃんとおそろいがいいの」
「へっ!?私に着せる気!?」
「別にいーでしょ。部屋着としてだから」
「で、でも……!」
お、男の人用だし。
その瞬間、不覚にも胸がドキッとする。
すると、私の中の乙女心が、彼氏のぶかぶかな服を着るということを考えてしまった。
「じゃあ、ロリータ着てみようか」
私に白い毛布のようなものを巻いて、中で服を脱がせて着せて。
幼い頃から一緒にお風呂とか入ってたし、別にいいんだけど、ななちゃんがそこはだめらしく、いっつも着替えさせてくれるけど、この形。
「よしできた」
バッと毛布を取ると、私は見事に服を着替えさせられていた。
「やだっ……!恥ずかしい!ってかどこで買ったの!?」
「子供用のワンピース——」
「おバカ!!」
クッションを投げつけて、別室に行き着替えを探す。
けれど、案の定着替えは見つからず。
ふと視線を上に移せば、いまは春、いや梅雨だけれど、冬服しかなくて。