イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
*No.5*〜嫉妬と猫耳〜*side 七瀬*
くるちゃんとの出会い思い出したんだけど。
あーあくるちゃん帰っちゃった。
「……」
コイツら、今日ぐらいしか会えないと思って告ろうとしてたよな?
マジで意味わかんな———
「七瀬!!」
「兄貴!!」
「え?」
シュー!!!
バタン。
スプレーのようなものをかけられて、俺はどうやら気絶してしまったらしい。
*
ザワザワ。
ざわめく周りに呆然と立ち尽くす。
どうやら親と逸れたようだ。
すると、1人の少女がドレスの裾を持ちながら僕の方に近づいてきた。
「有栖胡桃です、こんにちは七瀬くん!」
その少女は、礼儀ただしく名乗ったかと思えば、明るく聞いたことのないぐらい優しい声で、七瀬くんと俺の名前を呼んでくれた。
「……」
コイツら、今日ぐらいしか会えないと思って告ろうとしてたよな?
マジで意味わかんな———
「七瀬!!」
「兄貴!!」
「え?」
シュー!!!
バタン。
スプレーのようなものをかけられて、俺はどうやら気絶してしまったらしい。
*
ザワザワ。
ざわめく周りに呆然と立ち尽くす。
どうやら親と逸れたようだ。
すると、1人の少女がドレスの裾を持ちながら僕の方に近づいてきた。
「有栖胡桃です、こんにちは七瀬くん!」
その少女は、礼儀ただしく名乗ったかと思えば、明るく聞いたことのないぐらい優しい声で、七瀬くんと俺の名前を呼んでくれた。