キミだけは推さない、!( º言º)


「……なんだろ。これ」


金髪から渡されたチケットの裏面に、手書きでなにか書いてあることに気づく。


ああ。わかった。

ラインのID。


「さすがチャラ男」


送らなくていいよね。

個人的にやりとりする仲でもないんだ。


こっちがJKだとわかってて距離つめてくるのどうなんだ。

わたしがつまみ食いの対象なのかはさておき、せめて女子大生狙えよ。


チケットをホワイトボードにマグネットで貼り付ける。


さて。課題しよ。

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