未来絵日記
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「頭痛てーな！くそっ」


1日中、やたら頭が痛い。
授業中も、休み時間も
家にいてもーーーー、何をしていても。




「どうした、タケシ？
機嫌悪くない？」


同クラのアミが話かけてきた。

こいつは悪友。
いつも一緒にいるせいか、俺の異変に気づき始めたのは、アミだけだ。


「なんか昨日から頭が異常に痛いんだよ」



全体的に頭を強い力で握られた感覚が、して。

それがだんだん強くなるのを感じていた。


「えーーー大丈夫じゃないじゃん。病院行きなよ。つか、休んだらよかったのに」


アミは心配そうに覗き混んでくる。
こいつは前から俺に、気があるのではと感じていた。

まあ、可愛いし。
ぐらいの気持ちしかない。

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