未来絵日記
だけど今はアミに縋るしかない。
「保健室行くから肩貸してくんない?」


リアルに頭が痛すぎて1人では歩けない。
保健室まで来たらーーーー少しは遊んでやるかの気持ちで
アミを誘った。






保健室まではあっという間で、アミと入った時運良く先生は居なくて、これまたラッキーとも感じた。

アミは絶対自分が好きだ。
だから付き合わなくても、なんでも言うことを聞くだろうと。
単純にーーーー。




「ーーーーあ、あ、、タケシっ」


なんだ?
行為が始まる前に、顔を真っ青にして、俺を指差すアミがいた。




「ーータケシなの?
頭、頭がーー」


頭ーー?


あれ、痛みが無くなった。痛みがスっ、と無くなりーーそう、ほんとに何も無かった。



感じるのは生暖かいドス黒い血が、シャツを汚した。
それだけーー。。



「い、いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」





アミが叫んだのが最期ーーーー。



俺の意識は途絶えた。



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