お前が好きだ
授業全部終わり、部活の時間になった。
「じゃあもっちゃん部活頑張ってね」
「うん、そっちもね」
もっちゃんはサッカー部のマネージャーをしてる。
ちなみに王子様たちはサッカー部に所属してる。
私はバスケ部に所属をしていて、そこそこ強いと思ってる。
練習もきついし、先輩は怖いし、同学年はまぁそこそこ仲がいいかな(笑)
でも、バスケが好きだし
「今日も疲れたね」
「疲れた~汗やばい」
同じクラスで、バスケ部の"逢坂 灯"と話しながら片付けをして、部室に向かった。
部室で着替えたり帰りの支度をしながら、親に連絡を入れてたら、通知がきていた。
[お疲れ様~。良かったら一緒に帰らない?校門にいるから待ってるね」
相手は椿原君だった。
私は急いで返信をした。
[お疲れ様!ごめん今見た。
先輩が帰ってからじゃないと帰れないから遅くなると思うから、先に帰ってていいよ?
今度一緒に帰ろ?]
ちょっと冷たいかな?と思ったけど、椿原君に送った。
そしたらすぐに返信がきた。
[いいよ。待ってる。話したいこともあるし、帰るときになったら教えて?]
優しいなと思ってたら、灯が話しかけてきた。
「先輩達帰るって」
「わかった」
「「お疲れ様でした」」
私たちは先輩達が帰ったのを見送った。
[先輩も帰ったから、これから帰るよ]
私は椿原君に返信をした。
みんなは電車通学だったり、自転車だったりする。
「じゃあね、また明日もがんばろ」
「うん。じゃあね~また明日」
私と灯は自転車通学だけど、方向が逆だから、自転車小屋で別れた。
校門に向かうと、椿原君が校門に寄りかかって音楽を聴いている姿があった。
しかも今日は満月で月明かりに照らされてて、別次元の人みたいに見えて思わず写真を撮ってしまった。
そしたら椿原君がこっちに気が付いた。
私は慌てて、校門に急いだ。
「お疲れさま」
椿原君に微笑みながら言われて私はちょっとドキッとした。
「お、お疲れ様。ごめんね遅くなっちゃって」
「いや俺が勝手に待ってただけだから帰ろっか」
「うん」
私たちは、並んで歩き出した。
「八神は自転車通学なんだな」
「そうだよ、椿原君は歩きなの?」
「基本歩きだよ。自転車のときもあるけど、柊達と一緒に行くことが多いから歩きだな」
自転車を押しながら、私たちは、色々な話をした。
分かれ道まで来たときに椿原君がふいにとまった。
「あのさ、今日のお昼のことだけど、八神が良ければまたあの場所で一緒に食べないか?」
「えっ?」
「お昼に八神言ってたじゃん?私がいたらゆっくり食べられないって。そんなことないからさ。一緒に食べよ?」
椿原君が一番言いたかったのはお昼のことなんだと思った。
「椿原君たちはさみんなから注目されてて、常に人がいるじゃん?だから柊君と2人でお昼だけでものんびりできればいいなと思ったの。もちろん柊君の彼女であるももがいてもゆっくりできるだろうけど私は、違うから。その他大勢と同じだからさ。だからゆっくりできないって伝えたの」
私は、ただのももの友達でその他大勢と同じだ。
「常に人がいるのって疲れると思ったの。椿原君たちもただの人間だし同じ学生だけど、私たちその他大勢からしたらアイドルと同じような感じなんだよ。ごめんね迷惑なこと思ってて」
「でも、手紙をもらったことや、私と友達になりたいって言ってくれてうれしかったよ。ありがとう」
私は今の考えや気持ちを伝えて、何を言われるのか怖くて下を向いた。
椿原君は静かに聞いてた。
「俺は、八神がいてくれた方がゆっくりできるし、安心ができるんだ。」
「えっ」
私は顔をあげた。
「八神はさみんなと同じっていうけど俺からしたら全然違うよ。たぶん柊も同じこと言うと思うよ。」
そこから椿原君は私の顔を見つめて微笑んだ。
「今日はもう遅いからまた明日ね。気を付けて帰れよ。」
「あ、えっちょ、ちょっと椿原君!?」
椿原君はそう言って帰っていった。
「じゃあもっちゃん部活頑張ってね」
「うん、そっちもね」
もっちゃんはサッカー部のマネージャーをしてる。
ちなみに王子様たちはサッカー部に所属してる。
私はバスケ部に所属をしていて、そこそこ強いと思ってる。
練習もきついし、先輩は怖いし、同学年はまぁそこそこ仲がいいかな(笑)
でも、バスケが好きだし
「今日も疲れたね」
「疲れた~汗やばい」
同じクラスで、バスケ部の"逢坂 灯"と話しながら片付けをして、部室に向かった。
部室で着替えたり帰りの支度をしながら、親に連絡を入れてたら、通知がきていた。
[お疲れ様~。良かったら一緒に帰らない?校門にいるから待ってるね」
相手は椿原君だった。
私は急いで返信をした。
[お疲れ様!ごめん今見た。
先輩が帰ってからじゃないと帰れないから遅くなると思うから、先に帰ってていいよ?
今度一緒に帰ろ?]
ちょっと冷たいかな?と思ったけど、椿原君に送った。
そしたらすぐに返信がきた。
[いいよ。待ってる。話したいこともあるし、帰るときになったら教えて?]
優しいなと思ってたら、灯が話しかけてきた。
「先輩達帰るって」
「わかった」
「「お疲れ様でした」」
私たちは先輩達が帰ったのを見送った。
[先輩も帰ったから、これから帰るよ]
私は椿原君に返信をした。
みんなは電車通学だったり、自転車だったりする。
「じゃあね、また明日もがんばろ」
「うん。じゃあね~また明日」
私と灯は自転車通学だけど、方向が逆だから、自転車小屋で別れた。
校門に向かうと、椿原君が校門に寄りかかって音楽を聴いている姿があった。
しかも今日は満月で月明かりに照らされてて、別次元の人みたいに見えて思わず写真を撮ってしまった。
そしたら椿原君がこっちに気が付いた。
私は慌てて、校門に急いだ。
「お疲れさま」
椿原君に微笑みながら言われて私はちょっとドキッとした。
「お、お疲れ様。ごめんね遅くなっちゃって」
「いや俺が勝手に待ってただけだから帰ろっか」
「うん」
私たちは、並んで歩き出した。
「八神は自転車通学なんだな」
「そうだよ、椿原君は歩きなの?」
「基本歩きだよ。自転車のときもあるけど、柊達と一緒に行くことが多いから歩きだな」
自転車を押しながら、私たちは、色々な話をした。
分かれ道まで来たときに椿原君がふいにとまった。
「あのさ、今日のお昼のことだけど、八神が良ければまたあの場所で一緒に食べないか?」
「えっ?」
「お昼に八神言ってたじゃん?私がいたらゆっくり食べられないって。そんなことないからさ。一緒に食べよ?」
椿原君が一番言いたかったのはお昼のことなんだと思った。
「椿原君たちはさみんなから注目されてて、常に人がいるじゃん?だから柊君と2人でお昼だけでものんびりできればいいなと思ったの。もちろん柊君の彼女であるももがいてもゆっくりできるだろうけど私は、違うから。その他大勢と同じだからさ。だからゆっくりできないって伝えたの」
私は、ただのももの友達でその他大勢と同じだ。
「常に人がいるのって疲れると思ったの。椿原君たちもただの人間だし同じ学生だけど、私たちその他大勢からしたらアイドルと同じような感じなんだよ。ごめんね迷惑なこと思ってて」
「でも、手紙をもらったことや、私と友達になりたいって言ってくれてうれしかったよ。ありがとう」
私は今の考えや気持ちを伝えて、何を言われるのか怖くて下を向いた。
椿原君は静かに聞いてた。
「俺は、八神がいてくれた方がゆっくりできるし、安心ができるんだ。」
「えっ」
私は顔をあげた。
「八神はさみんなと同じっていうけど俺からしたら全然違うよ。たぶん柊も同じこと言うと思うよ。」
そこから椿原君は私の顔を見つめて微笑んだ。
「今日はもう遅いからまた明日ね。気を付けて帰れよ。」
「あ、えっちょ、ちょっと椿原君!?」
椿原君はそう言って帰っていった。