ハツコイ
04
マンション前に着き、車は停車した。
『ねぇ、秋生くん』
「…はい」
手を足の上に置き
真っ直ぐ私を見つめる秋生くんは
どこか子犬のように見えた。
『まだ、時間大丈夫?』
「え?」
『話したい事があるの、
良かったらコーヒーでも飲んで行かない?』
私の思い違いかもしれない…
あの瞬間に芽生えたソレを
私は確認したくなってしまった。
『ねぇ、秋生くん』
「…はい」
手を足の上に置き
真っ直ぐ私を見つめる秋生くんは
どこか子犬のように見えた。
『まだ、時間大丈夫?』
「え?」
『話したい事があるの、
良かったらコーヒーでも飲んで行かない?』
私の思い違いかもしれない…
あの瞬間に芽生えたソレを
私は確認したくなってしまった。