最強姫VSよわよわ王子〜絶対にお前と結婚する!〜
そう言って雅ちゃんは僕の制服の袖をちょんと掴んで上目遣いで見てきた。目はうえううるさせて、どう考えても演技だけどとにかく可愛い。何この天使。
「あっ、えっと、あの」
「まあ、蒼が私の隣から離れるなんて想像もできないんだけど」
「ん? えっ」
離れていった雅ちゃんの口から出てきたのは僕への愚痴ではなく、絶対に離れていかないと言う言葉。
なんだ分かってるじゃんと言う気持ちと同時に、それだけ信頼してくれているという実感が湧いてくる。
「うん! 絶対離れないから!」
「だからって抱きつかないでよ。暑い」
「今日も仲がいいね。お二人さん」
「湊人、おはよ。蒼を離してくれる?」
「はーい。お安い御用ですよ」
「あっ、えっと、あの」
「まあ、蒼が私の隣から離れるなんて想像もできないんだけど」
「ん? えっ」
離れていった雅ちゃんの口から出てきたのは僕への愚痴ではなく、絶対に離れていかないと言う言葉。
なんだ分かってるじゃんと言う気持ちと同時に、それだけ信頼してくれているという実感が湧いてくる。
「うん! 絶対離れないから!」
「だからって抱きつかないでよ。暑い」
「今日も仲がいいね。お二人さん」
「湊人、おはよ。蒼を離してくれる?」
「はーい。お安い御用ですよ」