私に恋を教えてください
「すみません。ご挨拶が遅れまして」
『いいのよ。どうせ、駆琉があえてセッティングを先延ばしにしていたのでしょうから。可愛い! ……というか、どうしてお着物なの?』
「僕のリクエストで! 実際は画面の100倍は可愛いし」
『駆琉ってば、そういう相手がいることは教えてくれたくせに写真を見せろと言っても、見せてくれないし。その振袖、確かにクリスにはツボでしょうねえ』
「せやろ?」
「莉子さん、相変わらずお元気そうで」
侑也も画面に向かって挨拶をする。
『侑也!相変わらずいい男ね。あんた、いい加減こっち来なさいよ』
「勘弁して下さい。」
『柚葉ちゃん、近いうちに会いましょうね。クリス、ありがとう! とても助かったわ。危うく結婚式まで弟のお嫁さんの顔も知らないままになるところだったわ』
え?いくらなんでも、それはないですよね?
柚葉がちらりと駆琉を見ると「姉さんが結婚する訳じゃないですから」と飄々としている。
あったんだ!あったんだ!その可能性もあったのね。
「こちらこそ、お会い出来て嬉しかったです」
『柚葉ちゃん、可愛いわ。近いうちに是非お会いしましょうね』
『いいのよ。どうせ、駆琉があえてセッティングを先延ばしにしていたのでしょうから。可愛い! ……というか、どうしてお着物なの?』
「僕のリクエストで! 実際は画面の100倍は可愛いし」
『駆琉ってば、そういう相手がいることは教えてくれたくせに写真を見せろと言っても、見せてくれないし。その振袖、確かにクリスにはツボでしょうねえ』
「せやろ?」
「莉子さん、相変わらずお元気そうで」
侑也も画面に向かって挨拶をする。
『侑也!相変わらずいい男ね。あんた、いい加減こっち来なさいよ』
「勘弁して下さい。」
『柚葉ちゃん、近いうちに会いましょうね。クリス、ありがとう! とても助かったわ。危うく結婚式まで弟のお嫁さんの顔も知らないままになるところだったわ』
え?いくらなんでも、それはないですよね?
柚葉がちらりと駆琉を見ると「姉さんが結婚する訳じゃないですから」と飄々としている。
あったんだ!あったんだ!その可能性もあったのね。
「こちらこそ、お会い出来て嬉しかったです」
『柚葉ちゃん、可愛いわ。近いうちに是非お会いしましょうね』