私に恋を教えてください
柚葉がくれたもの
「おはよ」
肌が触れ合っている状態でそんな風に挨拶されるのは、柚葉は本当に何だか照れくさい。
「お……はよございま……こほんっ……」
昨日声を出し過ぎたせいかもしれない。
かすれてしまった声と軽い咳。
「柚葉⁉︎ ちょっと待ってて」
駆琉が慌てて、キッチンから水を持ってきてくれた。
それを柚葉はこくこくと飲む。
「はー……生き返りましたぁ」
「大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
くるりと身体に布団を巻いている柚葉を見て、駆琉がくすりと笑う。
「まあ、可愛いからいいけどね」
きゅっと頭を抱き寄せて額にキスをしてパジャマを羽織り、柚葉にも部屋着のシャツを渡す。
「シャワー、浴びておいでよ」
「はい」
シャツを羽織り、ベッドを降りようとした柚葉を駆琉は思わず手首を掴んで引き戻してしまう。
「……っきゃんっ、ん? どーしました?」
駆琉の胸の中に倒れ込んだ柚葉が、その腕の中から尋ねた。
肌が触れ合っている状態でそんな風に挨拶されるのは、柚葉は本当に何だか照れくさい。
「お……はよございま……こほんっ……」
昨日声を出し過ぎたせいかもしれない。
かすれてしまった声と軽い咳。
「柚葉⁉︎ ちょっと待ってて」
駆琉が慌てて、キッチンから水を持ってきてくれた。
それを柚葉はこくこくと飲む。
「はー……生き返りましたぁ」
「大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
くるりと身体に布団を巻いている柚葉を見て、駆琉がくすりと笑う。
「まあ、可愛いからいいけどね」
きゅっと頭を抱き寄せて額にキスをしてパジャマを羽織り、柚葉にも部屋着のシャツを渡す。
「シャワー、浴びておいでよ」
「はい」
シャツを羽織り、ベッドを降りようとした柚葉を駆琉は思わず手首を掴んで引き戻してしまう。
「……っきゃんっ、ん? どーしました?」
駆琉の胸の中に倒れ込んだ柚葉が、その腕の中から尋ねた。