【完結】打算まみれの恋

「ねぇ、ちゅーしていい?」
「どうすればいいんですか」
「目瞑ってるだけでいいよ。あと、俺が唇舐めたらちょっと開けてほしい」

 滝永さんが隣に立った私の肩に手をかける。がつっとやられるかと思ったけど壊れ物みたいに触れられて、私は驚きながらも瞳を閉じたのだった。




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