今は秘書の時間ではありません
もう辞めます!
投げやりになりながらも淡々と業務をこなす日々。
社長の尻拭いや社長が働きやすいよう資料を準備する日々。
「紗奈ちゃん、室長呼んできて。紗奈ちゃんはもう時間で上がっていいから。」
「友永です。」
「はいはーい。」
その返答にそこそこ愛想が尽きてきた。
なんだかバカにされたようでもう我慢の限界!
「なんなんですか?こそこそと何をやっていらっしゃるんですか?私にはいえないことでしょうか。私を必要とされないということなんでしょうか。なら私はもうこれで失礼します。こそこそとされ、私と社長の信頼関係は成り立ちません。辞めさせていただきます。」
バタン。
社長が返答する前に社長室から出てきた。
「室長。社長が呼んでいらっしゃいます。私にはもう帰れと言われていらっしゃいます。私は不必要なようですのでもう辞めさせていただきます。」
「は??辞めるって…。友永さんどうしたの?」
「この数ヶ月頑張ってきたつもりでしたが、そう思っていたのは私だけで社長と信頼関係を結ぶことは出来ませんでした。申し訳ありませんでした。社長をお支えすることは出来ませんでした。」
「そんなことないだろう。君は振り回されながらも頑張っていただろう。」
「ですから、私は頑張ってきたつもりでしたが、所詮はつもりでした。お役には立てないようです。申し訳ありません。引き継ぎは特にありません。室長の方がお詳しいかと思います。」
「いや、友永さんに辞められたら困るよ。」
「ありがとうございます。でも社長とはやっていけませんので…。室長、そろそろ社長室へお願いします。1ヶ月前に辞める意思を総務に言わなければならないのであと1ヶ月はお世話になります。」
私は頭を下げ秘書室を後にした。
今日は社長から定時で帰っていいと言われたので今日はもう帰る。
あー!言ってやったわ!!!
もう胃薬とお別れだわ。
今日は金曜日。2日休みが入るからなかなかいいタイミングだったわ。
今日は久しぶりに飲まないとやってられないわ。
社長の尻拭いや社長が働きやすいよう資料を準備する日々。
「紗奈ちゃん、室長呼んできて。紗奈ちゃんはもう時間で上がっていいから。」
「友永です。」
「はいはーい。」
その返答にそこそこ愛想が尽きてきた。
なんだかバカにされたようでもう我慢の限界!
「なんなんですか?こそこそと何をやっていらっしゃるんですか?私にはいえないことでしょうか。私を必要とされないということなんでしょうか。なら私はもうこれで失礼します。こそこそとされ、私と社長の信頼関係は成り立ちません。辞めさせていただきます。」
バタン。
社長が返答する前に社長室から出てきた。
「室長。社長が呼んでいらっしゃいます。私にはもう帰れと言われていらっしゃいます。私は不必要なようですのでもう辞めさせていただきます。」
「は??辞めるって…。友永さんどうしたの?」
「この数ヶ月頑張ってきたつもりでしたが、そう思っていたのは私だけで社長と信頼関係を結ぶことは出来ませんでした。申し訳ありませんでした。社長をお支えすることは出来ませんでした。」
「そんなことないだろう。君は振り回されながらも頑張っていただろう。」
「ですから、私は頑張ってきたつもりでしたが、所詮はつもりでした。お役には立てないようです。申し訳ありません。引き継ぎは特にありません。室長の方がお詳しいかと思います。」
「いや、友永さんに辞められたら困るよ。」
「ありがとうございます。でも社長とはやっていけませんので…。室長、そろそろ社長室へお願いします。1ヶ月前に辞める意思を総務に言わなければならないのであと1ヶ月はお世話になります。」
私は頭を下げ秘書室を後にした。
今日は社長から定時で帰っていいと言われたので今日はもう帰る。
あー!言ってやったわ!!!
もう胃薬とお別れだわ。
今日は金曜日。2日休みが入るからなかなかいいタイミングだったわ。
今日は久しぶりに飲まないとやってられないわ。