.*・゚ .゚・*.若頭の狂愛.*・゚ .゚・*.





優しくされるなんてあの男には求めてないし…





彼が飽きたらなら捨てればそれはそれで運が良かったと思うだけだ…





私はただ彼から嫌になって別れられるかたちが一番いい





だって私から断ることなんて選択は皆無であり





私の家が潰れるような変な過ちは出来ないから…






彼が飽きて私を捨てるのを待つだけ…





家に着くと厳つい男たちにいつも通り挨拶されて自分の部屋に戻る






私の部屋の前は戸を開ければ庭園になっている





そこにはいつものように綺麗に花が咲いている






これはおじさんが整えていてくれる庭園…






毎日のように庭園のお世話をしてくれているおじいちゃん…






今日はもう遅い時間だからいない






部屋のベッドに腰を下ろしてめんどくさい着物を全て脱ぎ捨てる下着だけになるとお風呂に入る






お風呂から出て携帯の履歴からあの男からメールが来ていて確認する






「明日学校終わったらうちに来い…」






1文だけ




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