.*・゚ .゚・*.若頭の狂愛.*・゚ .゚・*.
そのまま少しの間頭を撫でられる
トントントントン
誰か来た
「若…お時間です」
戸の裏から声がする
そう言われると
男は私を離して立ち上がる
と帯を直して
まだ座り込んでいる私の耳元に近づくと首元にチクッとした痛みが走るキスを落とスト耳元で「いい子でいろよ」
そう言うと戸を開いてどこかへ行ってしまった
取り残された私に案内してくださった女の人が近付く
「真白様…車の準備が出来ております」
女の人が睨んだように私の首元を見ていて
体を少し怖くてビクッとする
なぜ私をそんなにも妬んだ黒い感情で見るのだろうと
このときはその訳に気づかなかった