.*・゚ .゚・*.若頭の狂愛.*・゚ .゚・*.
襖を開けた男の末路
そう思い戸の方に駆け出し逃げようと扉を開けようとしたけどそれは阻止される
後ろからたやすく腰を掴まれる
「やだっ…離して…」
男は後ろから大きい体で私を抱きしめて首の横に顔を置く
男の息遣いがが私の耳元につく
「もうやめてよ…早く飽きてよ…」
男が掴んでいた腰の手をゆるめるのと同時に私は駆け出す
彼の表情を見たらすごく冷たかった
玄関に行くと男のお付の警備の男にとうせんぼされる
他のところから出ようとしたらある部屋から声がして近づく
ココには1度も来たことがない…
戸をゆっくり開けると…私と同じくらいの若い男の子がボロボロな状態で縄で棒に結ばれていた
誰がこんなこと…
傷はないけど栄養失調みたいになっている
縄を解いであげるけど動かない…
男の子は私に気づき顔を上げると「逃げて」と一言言う