.*・゚ .゚・*.若頭の狂愛.*・゚ .゚・*.
女の子はすごく可愛らしい子目がくりくりしていて
真っ黒のストレートの髪の毛はお人形さんみたいにキレイで白のワンピースに身を包んでいる
私は手を胸元に引いて「どうぞ」と譲る
女の子から返事がないと思ったら後ろにいる彼に視線が注がれて頬を赤らめている
「あの…私日野みりあって言います。彼女とかその…いますか?」
「彼女はいないけど…こいつが嫁」
その言葉にふりむくと
女の子は私を嫉妬の目で見る
これは慣れているけど…女の子達からの嫉妬は思っている以上に怖い
私は目をそらす
「良かったら一緒に回りません?私ここよく来るので」
みりあって子にいきなり腕を掴まれる
耳ともで囁かれる「このピアス譲りますよ」
ッ…欲しい
「枢…いい?」
「あぁ…」
少しテンションが落ちたように感じたのは気のせいだろうか
その後も自然な流れて一緒にご飯を食べる