.*・゚ .゚・*.若頭の狂愛.*・゚ .゚・*.
「謝らなくていいよ……私のお願いなんでも聞いてくれるなら……婚約解消あなたからして欲しい…」
その言葉に男は眉をゆがめる
男は私の着物の胸ぐらを掴む
「調子にのるな…」
きつい口調に怖がってはだめだと思うけど涙腺が緩くなりにらみつける
「あなたが嫌いなの…好きになれない…お願いだから捨ててよ…」
胸ぐらを掴まれたまま話し続ける
「そんなの一生ありえない…望むだけ無駄だ…諦めろ」
怒った鋭い視線のまま私を見る
彼に頭を後ろから大きな手で掴まれたと思ったら顔が近づき彼の柔らかい唇が私の唇に触れる
「んんッ…」
離して欲しくて彼の襟元を引っ張る
でも叶わなくて腰を彼の腰に引っ付けられて離さないという姿勢を取られ体が彼と密着する
触れるだけのキスでチュッチュッとわざとらしく音を立てて止まらない
「いやっ…はなして」
唇が話されると耳を噛まれる
そのまま下に下がり噛まれたあと痛い肩に男がキスを落とす
まだヒリヒリしていたい…
「やっ…」