.*・゚ .゚・*.若頭の狂愛.*・゚ .゚・*.

合宿






この合宿は1日2日などではなく5日間のこの学校の貸し切りだから…





「真白いけそう?」




楓は心配そうに私をみる




「 ﹎ 分からない…今日お願いしてみる」





「ましろがいなかったら私は行かないかな…どうせ今回だけじゃなくてもいつでも行けるし…」





「でも予約取るの大変みたいだよ?」





「大丈夫大丈夫…うちのとこも色々ホテル持ってるしほとんどやることなんて一緒じゃない…どこに行くかより誰と行くかが私は重要だと思うよ?」






「ありがとう楓…」





帰り道喉が渇いてさっき楓からもらったココアのジュースを飲む





迎えの時間に少し遅れてるから急いで行くとコーヒー牛乳を持ちながら車に乗りこむ





何て言ったら彼は行かせてくれるだろうか






高校生の今しか旅行なんて行けない…思い出も今だけ






男に家の前に着くと部屋に通される彼はまだ居なくて早く浴衣に着替える





なんて言おうか迷う






言わないでなそのまま行ったら何をするか分からないからそれは絶対にダメだ…





戸から音がして振り向くと彼が入って来る





「あの…3週間後ホテルで4泊の旅行があるの…」




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