.*・゚ .゚・*.若頭の狂愛.*・゚ .゚・*.





「実は旅行許して貰えた…へへ」





「ほんとに?嬉しい」






「でも部屋は一緒になれないのか」





「なんで?!」






「彼も来るから借り切りじゃない別の塔のその用意した部屋になる」






「夜だけは違うってことだよね?」





しょぼんとする私の頭を優しく撫でる





「うん…」






「まぁ同じ部屋が良かったけど仕方ないよねそれくらいは…でもよく許してくれたよね」





たしかに私もそう思う





彼の機嫌のいい時に聞いたからかもしれない




ねぇ今日早く学校終わるよね?





楓が授業中にLINEを送ってくる




そうだよ?





一緒にわたしの車でプール用の水着だけ買いに行かない?





確かに家に帰ってから彼の家へ行くってなったらまだ時間はある



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