キミに幸せの花束を
「…私、今彼氏と住んでるの。だからもう関わらないでくれる?」
幸せが壊れたら嫌でしょ?と言って貼り付けた笑顔で瑞希を見る。
瑞希は酷く傷ついた顔をして涙を流していた。
「なんでっ…俺ずっと探してたんだ!会いたいって思ってたのに!!それなのになんだよ彼氏って!俺のこと置いてったくせに最低だな」
最低かぁ…
面と向かって言われるとやっぱり苦しいなぁ…
ごめん、ごめんね。たくさん傷つけて。
まだ涙を流している瑞希に背を向けて屋上のドアへ向かった。
「ごめんね…瑞希」
一筋の涙が頬をつたった。
無意識に小さく言った言葉が、聞かれてるなんて思わなかった。
幸せが壊れたら嫌でしょ?と言って貼り付けた笑顔で瑞希を見る。
瑞希は酷く傷ついた顔をして涙を流していた。
「なんでっ…俺ずっと探してたんだ!会いたいって思ってたのに!!それなのになんだよ彼氏って!俺のこと置いてったくせに最低だな」
最低かぁ…
面と向かって言われるとやっぱり苦しいなぁ…
ごめん、ごめんね。たくさん傷つけて。
まだ涙を流している瑞希に背を向けて屋上のドアへ向かった。
「ごめんね…瑞希」
一筋の涙が頬をつたった。
無意識に小さく言った言葉が、聞かれてるなんて思わなかった。