【Long】純粋な恋


「んっ…真也…」


俺の腕の中で甘い声を出しているこいつは、俺の初めての彼女“七海”。

バスケ部で帰り道が同じ方向だったから、自然な流れで俺は七海と一緒に帰っていた。

七海と話していると、楽しかった。



七海が他の男と話しているのを見たくないと思った。



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